「プロを目指す」or 「趣味で楽しく歌う」…ご両親様と子供さん御本人と良く話し合いながら“必要なレッスン”で進めて行きます。
基礎の腹式呼吸と逆複式呼吸の発声法をしっかり身につけて「表現者」としてのアーティスト志向のヴォーカリストを目指します。
①ヴォイスアルセドの指導方法は、将来音楽の道へ進むお子様にとって大事な基礎練習となるもので、歌唱に必須となる音感、音程を身に付け、音程を 正しく聴き取る能力を養うものでもあります。
②パフォーマンスメインのダンス&ヴォーカリストとは違い、聴く人の耳 に、心に届く歌唱の実力・スキルをつけて“歌メイン”のヴォーカリストを目指します。
(ライヴやステージにより必要な時には多少の身体表現、リズム表現もあります。)
③Pops、Rock、ボカロ、ミュージカル曲など基本は子供さんが好きな楽曲でレッスンします。
声は咽頭中にある声帯が息を吐く力の振動によって発せられます。
人間は第二次性徴期になると咽頭が急激に発育し喉仏(ノドボトケ)と呼ばれる部位が前方に出てきます。 声帯も長く厚みが出てくるので、幼少期・小学低学年のかわいい声と比較すると声域が全体的に低くなります。
この変化を「変声期」と言います。
個人差はありますが男の子では12~13歳、女の子では10歳前後でこの変声期を迎えます。女の子の場合は咽頭の発育度合いが少ない為、家族もそして本人さえも気付かない事が多いのです。
男の子の変声期は皆さんも御存知の通り初期には高音が出にくくなり、かすれ、声がひっくり返り、歌がコントロール出来なくなり後期には声域低音化が起こり約1オクターブ程、声域が低くなります。
人間は変声期後の声と長く付き合っていきます。
そしてその変声期後の声も勿論個性であり魅力でありその人独自の声です。
青年は青年の声の魅力、大人は大人の声の魅力をその人間の発する声の周波数を私達は日頃個々の声を極自然に認めています。
…変声期前のこの短い期間の“子供の声”は「特別な声」「タカラモノの声」… 人間の声の不思議を感じ、そしてある日大人になった子供達が歌・音楽・声に興味を持つ瞬間が少しでもあるならば… 人生に於いての通過点である「変声期」シーズンのタカラモノの声を、御家族の皆様と共に大切に育てていければと思っております。